いすのまちのコッシー『モミモミ1ごう』

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いすのまちには温泉もあるんです、いいところですね

う~ん、極楽~

コッシーとチョコンが温泉に入っていると、温泉に突然機械音が響き渡り、
湯気の向こうから、大きな赤いイスが現れました

コッシーとチョコンはビックリして、慌てて逃げ出します
遠巻きに赤いイスを見守るコッシーとチョコンですが・・・

コイコイ、コイコイ

赤いイスはふたりを呼んでいるようです
戸惑うふたり、赤いイスは近づいてきて怪しい動きを始めました

サンダー・リクライニング
1ダン・・・2ダン・・・
サンダー!!

ノレノレ、ノレノレ

赤いイスは今度はイスに乗るように言いました

アハ!乗る乗る!

好奇心旺盛なコッシーは早速赤いイスに座ってみます

ヤスラギモミモミ~
モミモミモミモミモミ・・・

アハハハハハハハ!くすぐったい!アハハ!

赤いイスに揉まれてくすぐったいコッシー

クツロギトントン~
トントン、トントン、トントン、トントン、トントン・・・

いたたたたたたたた・・・

うわぁ!パンチした~!
う~ん!コッシー頭突き~!

今度は頭を叩かれてしまったコッシー、
たまらず赤いイスから降りて、頭突きで反撃しますが、赤いイスが硬くて逆に自分が痛くなってしまいました

 

そこへチョウチョウさんが温泉にやってきました

おお~これは珍しい、新入りさん・・・だな

コッシーはチョウチョウさんに、赤いイスに揉まれたりパンチされたりしたことを訴えます

ハハハハ、こいつはね、座るイスというより、人の肩を揉んだり叩いたりして疲れをとってあげるイスなんだよ

そう、赤いイスはマッサージのイスだったのです
チョウチョウさんが近づいてよく見てみると、イスに名前が刻まれていました

「モミモミ1号」か・・・人の世界でずいぶん頑張ってきたんだなぁ、
なぁ?モミヤン

モミヤン?
モミヤン?
モミ・・・ヤン!

チョウチョウさんが呼んだ「モミヤン」という名前はどうやら赤いイスに気に入られたようです
早速チョウチョウさんをマッサージします

おお~気持ちいいなぁ、ハハハ
セセラギブルブル~
ああ~、おお~い、よだれが~、おお・・・

気持ちよさそうなチョウチョウさんを見て、コッシーとチョコンもやってみたくなりました

ようこそ、いすのまちへ、モミヤン

 

マッサージチェア

今でこそ、マッサージチェアが気持ち良く感じる年齢になりましたが、
祖母の家にありました!
まさに「モミヤン」が!

ハンドルがついていて、手動で回して高さを調整します
自宅用なのでさすがにコイン入れはついていませんがw

子供の頃は、やはりコッシーと一緒で、くすぐったくて、痛くて、さっぱりコレの良さがわかりませんでしたw

残念ながらリクライニング機能も無かったので、サンダー・リクライニングも体験できませんでした
本当に機械の箱にイスがくっついた感じのマッサージチェアでした

ただ、機械部分が多かったのか、背もたれから後ろの部分が50cmぐらいの厚さがありましたので、その背もたれの上に登って、飲み食いしてる大人たちを見下ろしつつ、テレビを見るというのが、スオの祖母の家での過ごし方の1つとなっていました

 

2018年3月15日(木)の再放送(お別れ貝)

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