クリスマスがやってきました。
コッシーもスイちゃんもサンタさんからのプレゼントで欲しい物を貰えて大満足
クリスマスプレゼント、サンタさんから貰ったんか~?
良かったじゃな~い
サボさんももらえた?
え~、サボさんは貰えないよ~
なんで?
だってサボさんはさ、大人だからさ?
そりゃ欲しいけどさ、サンタさんもさ、大人まで配ってたら大変だろ?
そっかぁ、大人は貰えないんだ~
クリスマスツリーを片付けるサボさんを見ているコッシーとスイちゃん、
大人のサボさんもきっとプレゼントが欲しいはず
スイちゃん、ボクとスイちゃんがサンタさんになって、今夜サボさんにいいプレゼントあげない?
あ~いいね、それ!
でしょう?じゃあサボさんには内緒で
僕たちがサボさんのサンタさんになってあげよう!
うん!
クリ・スマ・ス~!
あっ・・・シ~ッ!
自分たちがサンタになってサボさんにクリスマスプレゼントをあげることになったものの、サボさんが何を欲しがっているのかがさっぱりわかりません
サボさん何が欲しいのかな~
みててもぜんぜんわかんないね
よし、もう聞いちゃおう
サボさん、サボさ~ん、サボさん今欲しいものって何?
ハハッw そんなの決まってるじゃないの「幸せ」よ~
あとね「いい声」ね、いい声を貰ってさ、かっこよく歌いたいぜ!
プレゼントにできるような具体的な物ではないことを言われてしまい、困惑する2人
なにそれ~・・・?
そんなのあげられないよ
ん?あげられない?
あっコッシー!
結局サボさんが片付け作業を切り上げて、買い物に出かけてしまったので、2人は自分たちでプレゼントを考えることにしました
スイちゃんは、宝物にしていたドングリ
あ~ドングリ!拾って大事にしてたやつでしょ
うん、もったいないけど、これならよろこんでくれるよね
うん、サボさん自然大好きだし!
コッシーからは食べかけのクッキー
あっこれ、このあいだオヤツでたべた!
そう、すっごく美味しかったから全部食べずにとっといたんだ
ホントは食べたいけどあげちゃう~!
うん、それいいとおもう!
あとは、スイちゃんがサボさんの似顔絵を描くことにしました
◆◆◆
夜になり、サボさんが寝てる部屋にやってきたスイサンタとコッシートナカイ
気付かれないようにプレゼントを置きます
そ~っと、そ~っと・・・
(リリン♪)コッシートナカイの鈴が鳴る
あっ!なんだ!ん・・・?なんだ、夢か・・・
セ~~~フ!
再び眠りに落ちるサボさん、2人は慎重に近づきます
そ~っと、そ~っと・・・
スイサンタ、プレゼント置こう
そ~っと、そ~っと・・・
うえぇ~!う~ん・・・
突然奇声をあげて寝返りするサボさん、慌てて逃げる2人
無事にプレゼントを枕元に置くことができました★
セ~~~フ!
あ~ドキドキしたッス
うん
◆◆◆
ん~あ~!よく寝たぜぇ
さて、年末の大掃除でも・・・って
やや!もしかしてこれ、クリスマスプレゼントか?え~っ!?
サボさんが目覚めると、枕元にはプレゼントが
おいちょっと、見てくれよ
大人のサボさんにもさ、サンタさんが来てくれたんだよ~
ほら、美味しそうなクッキー!半分だけど
そしてさ、見てほら、ドングリね!
更に更に、サボさんの似顔絵だよ?
く~!サボさんが欲しいのサンタさんわかってらっしゃる!
ハハ~!でしょでしょ
やっぱりね~!
サンタさ~ん!いやぁ、ありがとう!嬉しいぞ~!
喜ぶサボさんが見れて、大満足の2人なのでした★
大人のクリスマスプレゼント
最初サブタイトルをこれ ↑ にしようと思いましたが、腐ったスオの目になんだか卑猥に映ったので変更しました、どうでもいいですねw
スイサンタとコッシートナカイからのプレゼント、
当然サボさんはわかってるはず
親になったからこそわかる、サンタにもらうより絶対うれしい!
もし息子たちからこんなんされたら、ママ泣く自信ある!