散歩中のコッシーとサボさん、池から出てしまった苦しそうなオタマジャクシを見つけました
池に戻してあげようよ!
そうしよう、そうしよう、ちょっと待って、ちょっと待ってね
はいはいはいはい、ヌルヌルするね、はいよあいよ
池に戻ったオタマジャクシは元気に泳いでいきました
よかった、オタマジャクシさん、元気でね!
池から出るのはカエルになるまで待つサボよ~
ある日、コッシーが家で遊んでいると、ドアをノックする音がしました、
サボさんがドアを開けてみると、そこには誰も・・・
と、思ったら、緑色の服の女の子がしゃがんでいました
下に!?ビックリした!
あのすいません、どちらさまですか?
わたしよ、わたし、わすれたの?
えっ!?
誰だっけ?サボさん、知り合い?
いやいや、知らないよこんな子、オレ、サボさん・・・
もう~、オタマジャクシのピョンコ!
このまえ、たすけてくれたでしょ
なんと緑の女の子は、前にコッシー達が助けたオタマジャクシでした!
ホントにあの時のオタマジャクシさん?
そうだケロ、ふたりのおかげでカエルになれたから、カエルのくにから、おんがえしにきたケロ!
いやちょっと!鶴の恩返しなら聞いたことあるけど、カエルの恩返しなんか聞いたことないよ~!
はい、まずはこれ!おみやげもってきたケロ!
ピョンコちゃんが出してきたのはポテトチップ・・・ですが、
わぁ、ポテトチップ!ありがとう!
カエルの国にもポテトチップあるんだ、嬉しい!
よし、それじゃ早速いただきま~す!
と、サボさんが袋を開けてお皿に出してみると、なんと中から出てきたのは緑色のポテトチップ!
えっ!?わっ!ちょちょちょちょちょ
なんか、しっとり感がすご~い・・・
あ~あ~あ~何?緑色してるッス!
サボさん、先に食べて
コッシー、無理だよサボさん、コッシー食べてよ先に
あまりに不気味なポテトチップに、小声で押し付け合うコッシーとサボさん
えっなんでたべないケロ?
カエルのたべものは、たべられないケロかぁ?
ピョンコちゃんに言われて、断り切れないふたりは仕方なくポテトチップを食べることに
ん!なんか不思議味~!
あの、美味すぎて喉通んないッス
不思議味ッス・・・
それはよかった!じゃあつぎは、おそうじしてあげるケロ
お掃除!?あ~それは助かるわ
一生懸命部屋を掃除するピョンコちゃん
おわったケロよ~!
掃除が終わってサボさんが部屋を見に来ると、なんと部屋が水浸し!
ちょっと何これ!?ちょっと!
床が水浸しッス・・・
そうよ!おいけみたいで、すてきでしょ?
「すてきでしょ?」じゃないよ!これじゃもう部屋に長靴がいるサボよ!
マイペースなピョンコちゃん、最後の恩返しへと続きます
じゃ、さいごはみんなでうたをうたうケロ
♪ ケロ ケロ ケロ ヘイ!
♪ ケロ ケロ ケロ ヘイ!
♪ だれかにたすけてもらったら おれいにおかえしとどケロよ
♪ おれいにおかえしとどケロよ
♪ ケロ ケロ ケロ ヘイ!
♪ ケロ ケロ ケロ ヘイ!
♪ だれかがこまっているときは しんせつとどケロ たすケロよ~!
イエ~イ!
あ~楽しい歌!
ああ、ケロケロのノリノリだぜぇ!
じゃあ、わたしカエルだけに、もうかえるね!バイバ~イ!
最後までマイペースでピョンコちゃんは帰っていきました
なんかよくわかんないけど、面白い子だったな
また遊びに来てほしいッス!