スイちゃんの手元には紙で作ったカワイイ帽子★
おう、見てみろよコッシー、スイちゃんが作った帽子だぜ~
これね、紙皿と牛乳パックで出来てるんだぜ~ホラ~
わぁ~すごーい!
次に作るやつも考えてあるんだー
スイちゃんとサボさんは、
次の新しい帽子を作り始めました
ボク、あっちで遊んでくる、スイちゃんまた後でね~
うん、また後で~
ひとりで遊ぶのに飽きたコッシーが、
工作中のスイちゃんとサボさんのところに戻ってきました
スイちゃん、サボさん、そろそろ一緒に遊ぼう?
え~?まだ完成してないからダメだよ~
う~ん、今ちょっと大事なところなんだよ~
コッシーさ、もうしばらくあっちで遊んでてくれよ、な?
え~?つまんないッス~
コッシーをほっといて工作を続けるスイちゃんとサボさん
ちぇっ・・・ボクにもかまってほしいッス・・・
あ、そうだ!
ふたりが工作に夢中になっていると・・・?
スイちゃん、サボさん、ねぇねぇ見て見て~!
ボク、一本立ちのままケンケン出来るよ~!
よっ!よっ!よっ!よっ!よっ・・・!
アハハ!面白~い!
ハハハ、すごいなコッシー、初めて見たぜ
また今度ゆっくり見せてくれよ、な
コッシーの一本立ちケンケンを少しだけ見て、
スイちゃんとサボさんは再び工作に戻ってしまった
ん~・・・もう少し見てくれてもいいのに~
ググ~・・・(コッシーのお腹の減る音)
あ~ん、サボさん、お腹すいた~お腹すいた~お腹すいた~お腹すいた~!
ふたりもお腹すいたでしょ?
とっくにオヤツの時間すぎてるッスよ!
え?もうそんな時間?でも工作に集中してるから全然お腹減らないね
確かに、おいコッシー、あっちにクッキーあるからひとりで食べちゃいな?
オヤツの時間もスルーして工作を続けるスイちゃんとサボさん
なんとかふたりの気を引きたいコッシー
こうなったらなんとしても・・・あ!コレを使えば・・・!
オヤツのジュースのストローを見て、何か思いついたコッシーは・・・?
うわ~!見て見て見て見て~!うわ~!見て見て見て~!
ボクにもトゲが生えちゃった~!
コレじゃ誰にも座ってもらえないッス~!
ええええええ?!!
慌ててふたりがコッシーに駆け寄ると、
なんとコッシーがストローをトゲのように自分に貼りまくっていました
なんだコッシー!な、コレ、ストローじゃないか~コレw
えへへへ~バレた~?w
ビックリさせんなよ~w
よし、スイちゃん、続きやっちゃおう
うん、あとちょっとだもんね
うわぁぁぁぁ~ん!ボクにもかまってよ~!
スイちゃんばっかり~!、スイちゃんばっかりズルいッス~!
ついにコッシーは泣き出してしまいました
◆◆◆
ゴメンよコッシー、つい工作に夢中になっちゃってさ
完全にスネてしまったコッシー
そこへスイちゃんがコッシーに出来上がった帽子を渡してきた
できたよ、コッシー
それはなんとコッシーの大好きなカレーライスの帽子でした
ええ?それじゃふたりともボクのために作ってくれたの?
そうだよ
へへ・・・ちょっとさ、被ってみてくれよ
ふたりのお手製のカレーライスの帽子を早速被ってみるコッシー
アハハ!コッシー似合う!
ああ、これならどこ行っても注目の的だぜ~!
こんな帽子~・・・ナイスでライスで最高ッス~!
ありがとうスイちゃん!ありがとうサボさん!
やったー!イェーイ!
コッシーが喜んでくれて、スイちゃんとサボさんは
思わずふたりでハイタッチ!
ちょっと寂しかったけど、
ステキな帽子をもらってすっかり機嫌が直ったコッシーなのでした★